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株式会社 ハイバーテック

モーション・コントロールのソリューションが一段と進化
他社とのコラボレーションを進めながら着々と新境地を開拓

「第9回 組み込みシステム開発技術展(ESEC)」で最新アプリケーションのデモを披露

モーション・コントロール技術を専門に手掛けるハイバーテックは,ユーザーの利便性を追求するために,提供するソリューションを着々と進化させている。ユーザーの様々な要求に対応できるようにハードウエアやソフトウエアの品揃えを充実させるだけでなく,従来の枠を越えた新しい領域の技術開発にも積極的だ。このために,他社とのコラボレーションによる技術開発にも取り組んでいる。こうした同社の取り組みの最新成果の一部は,2006年6月28日(水)〜30日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第9回 組込みシステム開発技術展(ESEC)」で見ることができる。

他社とコラボレーションによって様々なOSに対応できる環境を実現図1:他社とコラボレーションによって様々なOSに対応できる環境を実現

 ハイバーテックは,創立以来20年以上にわたってモーション・コントロール技術を手掛けてきた。様々なシステムへとモーション・コントロール技術が広がるとともに,モーション・コントロール技術に対するユーザーの要求は高度化する。これにいち早くこたえてきたのが同社だ。「技術が進歩するなかで短期間で陳腐化せずに長く使える技術や製品をお客様は必要としています。このため,常に先を見ながら製品を開発するように心がけています」(ハイバーテック営業技術部部長の伊東健氏)。

 こうした考えの下で製品開発を進める同社が,いま注力していることの一つが,同社のモーション・コントロール関連製品と,画像処理やセンサの制御など応用に近い分野の技術を一体化することで,より多くの利点をユーザーに提供することだ。すでに製品化された例では,カメラ・トリガ出力信号を備えた制御ボードがある。画像処理を利用した検査装置などに向けて開発した。同ボードは,機構系と撮影装置のスイッチ(シャッター・スイッチ)を同時に制御できる。機構系の位置が所定の位置にきたときに画像を撮影するシステムが簡単に構築できる。「制御プログラムも簡単に作成できるようにしました。ユーザーは制御プログラムに指定の関数を組み込むだけで済みます」(伊東氏)。

他社とのコラボレーションを推進

 同社は,ユーザーに提供するソリューションを充実かつ進化させるために,他社とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。現在,同社がコラボレーションを進める目的は大きく二つある。一つは,ソフトウエア環境を充実させること。特に各種OSに対応した同社制御ボード用ドライバ・ソフトを整備するするために,複数のOSメーカーと協力している。「システムの信頼性を高めたり,制御の高速化を追求するために,お客様は様々なリアルタイムOSを採用しています。できるだけ多くのOSに対応できるように,ドライバーの開発メーカーにハイバーテック製品向けのドライバを開発していただいています」(伊東氏)。すでに,「INtime」向けのドライバはマイクロネットが,「QNX」向けのドライバはフォークスが,「VxWorks」向けのドライバはウェルビーンが提供している。

現在開発中の仮想メカ・シミュレータ「VisualMech™ 」実機レス環境図2:現在開発中の仮想メカ・シミュレータ「VisualMech™」実機レス環境

 同社が社外との協業を進める,もう一つの目的は冒頭に挙げた通り先を読んだ製品を開発するためだ。現在,マイクロネット,インターデザインと同社を含めた3社で,仮想メカ・シミュレータ「VisualMech™ 」実機レス環境の開発を進めている(図2)。仮想メカトロニクスを使った制御ソフトウエアのデバッグ・ツールである。コンピュータの画面上に表示された機構系を動かすことによって,実際のハードウエアがなくても制御用ソフトウエアの検証ができる。CADデータから仮想の機構系を生成する機能を備えており,ユーザーが任意の仮想モデルを構築できる。コンピュータ上で再現できるのは,機構系の動きの軌跡だけでなく,各部が動く速度も再現できるようにした。「これまでも産業用ロボットのメーカーなどが,自社製品の向けに特化したシミュレータを提供していました。ただし,VisualMech™ のように汎用製品は,なかなかありませんでした」(伊東氏)。例えば,完成した第一号機の製品を海外に出荷したところ,装置の動きに問題が生じたとしよう。こうした場合にVisualMech™があれば手元に実際の装置がなくても,問題点を検証できる。

 同ツールの開発は,リアルタイムのデモンストレーションが実施できるようにする第一段階の開発を終えて,第2段階の半ばにあるという。第2段階では,機構系のモデルを使って実際にシミュレーションができるようにする。さらに次の段階では,ユーザーが開発した機構系を使ってシミュレーションできるところまで完成度を高める方針だ。「2006年にESECのころには,第3段階に進めるつもりです」(伊東氏)。すでに同製品に関するユーザーからの問い合わせが増えており,導入に向けた検討を始めたユーザーもある。

ESECで最新の製品と技術を披露

組み込み用小型CPUボード「HP104D-CPD364」を使ったデモンストレーション図3:組み込み用小型CPUボード「HP104D-CPD364」を使ったデモンストレーション

  ハイバーテックは,第9回 組込みシステム開発技術展(ESEC)に,こうした同社の新しい取り組みの成果の一部を公開する予定だ。今回,同社製品を販売しているダイトエレクトロンのブースに,マイクロネット,インターデザイン,フォークス,ウェルビーンとともに製品や技術を展示する。「VisualMech™」のデモンストレーションを実施するほか,カメラ・トリガ機能を搭載した小型組込み用モーション・コントロール・ボード「HP104D-CPD364」や,1枚のボードで12軸の制御ができる「HPCI-CPD5212」なども展示する。HP104D-CPD364を使ったデモンストレーションでは,同ボードで制御している可動ステージを動かしながら,その上に乗っている被写体の画像を同ボードが出力したトリガ信号を使って撮影した画像を見せる(図3)。HPCI-CPD5212を使ったデモンストレーションでは,実際に12個のモータを同時制御できるところを見せる予定である。

 新しい技術開発に積極的に取り組むハイバーテックの製品は,単なるモーション・コントロール・ボード以上の利点をユーザーにもたらすに違いない。モーション・コントロールに関する課題を抱えている設計者にとって,ESECにおける同社の展示から問題解決の突破口を得られるかも知れない。

 ※ 会社名、製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

お問い合せ

株式会社 ハイバーテック
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TEL:03-3846-3801 FAX:03-3846-3773
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